Sidenote (3) 20世紀狂詩曲 by 聖飢魔II

Sidenote (3) 20世紀狂詩曲 by 聖飢魔II




最近のつぼにはまったのがこの曲。
もう、聖飢魔IIの皆さんに謝りたいぐらいです。
「すいません、色物バンドだなんてずーっと思ってて。
負けました、格好いいです。」

face to aceにはまってから、逆行するようにaceさんもといエース清水氏の在籍したこのバンドを聞いてみたのですが・・・
あんまり期待してなかったんです、最初は。
でも、とりあえず彼が万が一作曲してたらいい曲があるだろうと踏んで、
ベスト盤と、最後のライヴのダイジェスト版のDVDを買ってみたんですね。
(最近は、CDとかDVDが海外発送の送料無料という素晴らしいサイトがあるんですよ・・・
だから日本で買うのと同じ金額で買えちゃうんです。)

そのDVDってのが3枚セットで、そのうち2枚がライヴ、そして一枚がプロモーションヴィデオ集。
とりあえず、PVから見てやれ、ということでDVDを見始めたら、
一番最初がこの曲だったんです。

イントロ・・・うわ、こりゃすごい、へヴィだ、格好いい。
あなたたちってひょっとしてパンテラ?
パンテラ日本語Vocal入れたのか、みたいな(笑)。
そして始まったのが痛烈な社会風刺のラップ。
ひえ~、聖飢魔IIって社会派バンドだったの???

あのときの衝撃は、そうですねぇ、昔モトリー・クルーの「Dr. Feelgood」のイントロを聴いたときに受けたショックに似てました。
当時高校生、周囲はメタルやHRファンばっかり、似非日本人な同級生に囲まれて、私ももちろん「ロケンロー!」とハード路線を突っ走ってました。
ただし、洋楽で。
モトリーは「Girls Girls Girls」には何曲か好きな曲もあったけど、
そうたいして好きじゃなかったんです。
が、クラスメートに無理やりに発売直後の「Dr. Feelgood」を聴かされて・・・

ノックアウトされました。
はい、あのお腹にくるへヴィなギターのイントロ。
あれがお気楽に「Girls Girls Girls~♪」なんて歌ってたバンドとおんなじバンドなのか?
あのときから私のモトリーに対する見方は変わりましたね。
それとおんなじ。

この歌詞、確か90年代後半に書かれてるけど、考えて見るとこの歌詞のような内容が21世紀に入って実際に起こってるわけで、
(大量破壊兵器とか、「聖戦」のための大義名分とか)
それ考えると(歌詞書いたのデーモン小暮氏よね?)、先見があったバンドなんだぁ、とこれまた感心。
で、この曲書いたの誰、え、あの白い頭の人?はいはい、Lukeって人ね。
おにーさん、このままこれ歌詞英語にしたら、アメリカでもいけますよ。

彼らの過去(悪魔悪魔してた頃)の曲はあんまり知りません。
が、そんなのどーでもいい、この曲1曲だけで十分じゃ。

そしてDVDで改めてPVを見ました。
映像がつくと、どうも曲に集中できない・・・
デーモン小暮氏はともかく、あの、赤い髪の毛の人、誰ですのん?
え、あれがace氏なの?宝塚の男役じゃないの?(爆)
(ほんと、暴言ですね、ハイ)
やだ~、ラップも上手いじゃない~!
でも、そのだみ声・・・本当にあなた、あのface to aceで歌ってる人なんですか??

えぇ、かなり頭の中混乱しました。
ライヴヴァージョンも見ました。
ますます混乱しました。
宝塚だ・・・赤い髪に尻尾がついて(あれはエクステンションなのか?)おまけに衣装まで赤いという・・・
以前見たface to aceのPVではぜんぜん違うんですけど。
確かダークな色のスーツ着て歌ってましたよね???
本当に同一人物なのか?
はっきりいって、人間の格好してる方がずーーーーっといいです。

ま、あれは過去だもんね。
でも、この曲は本当に格好いい。
5年前の曲とは思えない。
最近車ではこの曲大音量でかけてます。
Teachingの前なんか、これ聴いてるとテンション上がっちゃう(笑)。
これは多分博士論文の最終ディフェンスのテーマソングになるでしょう(爆)。

私、ラップは基本的には好きじゃないんですが、
例外がHR及びメタルバンドのやるラップ。
AnthraxのI'm the manなんて本当に好きでした。
高校時代は、朝一番にFaith No MoreのSurprise! You're Dead!なんて聴いてたぐらいです。
(私だけじゃなくって、私の友達結構これを目覚めに聞いてたらしい・・・)
この「20世紀狂詩曲」はもちろん日本語のラップなので、9割ほどは言ってることわかりますが
(案外聞き取れないところがあるんですよね・・・2番の終わりの方とか)
でもなかなか同じようにはラップできません。
素人には非常に難しいです。
というわけで、私は「言いたいことは藪の中、本当のことは藪の中♪」ぐらいしか歌えません(爆)。

これをライヴで生で聴いてみたいもんです、が、ムリですよね。
解散しちゃったバンドだから(笑)。
aceさん、気が向いたらface to aceのライヴでやってみてください・・・



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